見たり、食べたり

アボリジニ・女性画家の
エミリー・ウングワレー展
何気に入ったけど
とてもおもしろかったです。
(新国立美術館


アボリジニにはそれぞれ守るべき
動物、植物などがあるそうです。


そうしたものをモチーフに
あるいは儀式のボディーペインティングなどを
描いた作品の数々。


現代アート
染み付いた常識をはずして、
新しい視点や感覚を再構築するような
作業じゃないかと思うけど
エミリーの作品は
そんなことが小ざかしいと思えるほど
ストレートでゆるぎないものでした。
体から出てくるアート。


一方で
イギリス・ターナー賞の作品を集めた
展示会も見ました。(森美)
こちらは理屈の入っているアート。
(後付もあるでしょうが)


ワケワカラン。


これらの作品を見ていると
これを作品としてしまう
勇気があるかどうか、というのも
作家の力量なのかもと思ってみたり。


たとえば
マーティン・クリードの作品。
展示室内、いくら探しても
作品らしきものはなく、がらーんとしてます。
照明が5秒おきについたり消えたりしてるだけ。
どうも作品がないことがアートらしい。


こういう作品に賞を出すのもすごい。
ブラボー



それにしても、新国立美術館もだけど
東京は、なんというのか
線をデザインとして見せる建物が多いなあと思う。
きれい。



広尾で食べたpriyaというインド料理は
かなりおいしかった。
友人の上司(インド人)一押しの店だそうで。
お客さんもほぼインド人でにぎわってました。
と、今日も食べ物の話で〆。