@直島

昨日、昼間は直島にいました。


直島コメづくりプロジェクト
15,16は「アートとコメの収穫祭」をやってました。


「アートの日常化」をテーマとした
「NAOSHIMA STANDARD2」の関連企画。


バブリーの残党としては、
アートというと非日常のモノ、という印象でしたが
日常や生活、社会の中に
その種や芽吹きがあるモノ、
という意識になってきているのでしょうね。
(というか、本来そういうものなんでしょうね。)


アートの聖地となった直島と
住民の生活を結ぶツールでも
あるのだとは思います。


ただ、直島でする、ということや,
チラシのイメージから
期待値が高かっただけに、
観光客(わたし)にとっては、
こじんまりした感じで
ちょっと落差がありましたが。



試食会があるという体育館へ。
おにぎり&トン汁のプレートを順番に受け取って、説明を聞いて、
来ていたマスメディアに囲まれて食べていると
なぜか、震災後の避難所生活を思い出しました。
(すんません)



大竹伸朗の”はいしゃ”をはじめて生でみましたが(写真右)
写真で見るのと違って、すごい迫力!




地中美術館も相変わらずおもしろかったです。
建物とスタッフのトーンが絶妙に一致しています。
友人たちはひそかに「エスパー研究所」と呼び
タレルの光の作品の洗礼を受けて
「洗脳された」、と言ってました。
(これまたすみません)


地中美術館、本来のテーマは
自然と人間を考える場所です。
無機質な空間だからこそ、
自然というものを
新たにとらえられるということは
あるのかなあ、とは思います。


でも、やっぱり
エスパー研究所か「時計仕掛けのオレンジ」のイメージが・・


ま、正直、そのフシギさが好きなんですけど。